犬の足に、虫さされのようなしこりがある。
コレってできもの?ほっといても大丈夫なの?
はじめに言えることは、少しでも気になるようでしたら、動物病院できちんと診てもらうことをおすすめします。
ハキ:ポメラニアン(5才)のお話だよ。
発見から、病院でかかった金額など記録しました。
犬の足に”しこり”を発見
10月末とある日、虫刺されのような赤い小さなしこりを発見。
なんだコレ??
虫刺されならそのうち治るだろうと、様子を見ることにしました。
あいかわらず元気なハキ。
数日たって赤みはひいたものの、しこりは変わらず。大きさは1,5~2㎝
かゆいのか、気になって舐めるうちにまた赤くなってきたので病院へ行きました。
犬のしこり 診察の結果は?
はじめの診察で聞かれたことは3つでした。
悪くない場合、犬自身あまり気にしないそうです。
それを聞いてちょっと心配が増しました。
ちょいちょいペロペロなめちゃってたわ!
犬の『しこり』で考えられる7つの病気
しこりができると考えられる、主な病気は7つほどあります。
ほっといても大丈夫なものから悪性のものまで、考えられます。
ただ、見た目は似ているモノもあるので、ほっといて良いものかどうか素人目では判断できないんですね。
犬のしこりから細胞を取って検査
ただの出来物かどうか、細胞を取って検査することに。
注射器で細胞を取って検査してみましょう。
キャー!!!
痛いいたいたい!泣
看護婦さん2人に抱えられていました(笑)
結果は10~15分でわかるとのことで、そのまま待機。
ハキは飼い主のひざに乗って、座ります。
待つこと15分。
・・・重い。
結果は『肥満細胞腫』の可能性
なんじゃそりゃ?太ってませんよ?
肥満細胞腫とは?
肥満だからなるわけではなく、見た目からついた名前。
肥満細胞腫は、犬の皮膚にできる悪性腫瘍の中で最も多い腫瘍であり、体の中にある肥満細胞という細胞が腫瘍化して、どんどん増殖してしまう疾患です。 この病気が発症すると、皮膚や皮膚の下にしこりができたり、リンパ節、肝臓、脾臓といったほかの臓器に転移したりします。
参照:PS保険
1,2週間前に気づいてから、いったん赤みもひいていたため完全に軽くみていました。
まさかの腫瘍。( ゚Д゚)マジカヨ?
取ってみないと良性か悪性かわからないということで、
「様子を見て変わらなければ手術で取りましょう」ということになりました。
この病気は、若いワンちゃんにも多い病気の一つです。
ただの虫さされだと、放置していたら知らずにいた病気だったと思うとゾッとしました。
初診、再診料は病院によってちがうので、病院に直接確認してみてください。
5日後 しこり様子見からの再診
5日後、再度状態を見てもらうため病院へ。
大きさは変わらず。
リンパも腫れていないので悪いヤツではないかも?とのことでした。
しかし、取らないとホントに良性か、正確にわからない。
腫瘍かどうか確認のためとはいえ、もし違っていたら痛い思いをさせてしまうだけ。。迷いました。
しかし万が一を考え、手術することになりました。
手術まで1週間あるので、それまで薬を飲んでみてください。
そして2種類の消炎剤をもらい帰宅。
手術まで少し長引いてしまいましたが、薬で少しでも小さくなれば良いなと思います。