2019年9月、台風15号が上陸。
千葉を中心に甚大な被害になりました。
この記事では台風による停電で気づいたこと、
オール電化で必要だったことを書いていきます。
【千葉に上陸】大型台風の爪痕
いつも、寝ているあいだに通りすぎていた台風。
学生のころから、休みになることを期待して 『起きたら晴天だった』なんてことがしばしば。

今回もきっとそんな感じだろうな
と特に構えず、夜を迎えていました。
夜中に強い風の音。
でもいつもとは違う激しい音に、恐怖を感じたのを覚えています。
窓がガタガタしだして、今にも割れそう。
すると、常夜灯が消えたり、ついたりを繰り返したのです。
『停電?』
この時はまだ予想しなかった長い停電の始まりでした。


台風の翌朝の風景
次の日は、台風一過のきれいな青空。
気温も上がり、真夏日に。
しかし周りの景色は変わっていました。
木は折れ、看板も折れ曲がり、駅には人の群れ。
オール電化のわが家では家電が、ほぼ何も使えないのでした。
唯一の救いが水が止まらなかったこと。
ガスコンロは用意していたので、
カップ麺など作り、食べるものには困りませんでした。
猛暑のなか、冷房も使えないため、車でエアコンをつけて過ごしていました。
【停電によって困ったこと】
冷蔵庫の中身がダメになる
電気が使えないため、冷蔵庫も冷気が消えていく。
なるべく開け閉めせず、冷やすために氷を探しまわりました。
停電二日目には氷が手に入らない状態に。
保冷剤も役にたったのは1日ほど。
近くのスーパーやコンビニも開いていないため食料がもつかどうか。
隣町に行けばスーパーはやっているところもありましたが、氷など欲しいものはすべて売り切れ。いつまで続くかわからない不安が押し寄せていました。

すぐガソリンがなくなる
車で涼しんでいても、エアコンをつけっぱなしであっという間にガソリンがなくなります。
そして、ガソリンスタンド渋滞。
遅い時間まで並んだのに、直前で売り切れてしまい泣く泣く帰る人もいました。

大震災の時と同じだ。
信号も機能しない
信号がうごかなくても停電規模が大きく、警察も来ません。
とにかく交差点を渡るのか怖かった。
車も極力運転しませんでした。
それでも、仕事場に行かなきゃいけないと思うんですよね(笑)

日本人の良いところ?笑
誰か『今日は全員休み!』って言ってくれないかなとホントに思った(笑)
【オール電化で必要だと感じたもの】
オール電化は、自立発電に切り替えると、非常用コンセントが使えます。
しかしこのコンセント一つでは役に立たず。
そこで購入し、役に立ったのが、
”たこ足コンセント” と ”延長コード”
これが届けば、充電も洗濯も出来ました。

雨だと使えないけどね。。

晴れているときはチャンス!

情報収集に不可欠なスマホ
車で充電するとき用に、シガーソケットで使える充電器を買いがちですよね。
しかし、ここで役立つのは“コンセント型”。
差し込み口が2、3個ついてるものならば、スマホも同時に、Switchもいっしょに充電が出来るからです。

それは盲点だった!

充電の取り合いになっちゃうものね
氷はオール電化関係なく欲しかったです。
まだ暑い夏ということもあり氷は必須でした。
冷蔵庫内を冷やしたいのと、ぬるい飲み物しか飲めないのが辛い。
昼間のあいだ、冷蔵庫が使えてもやはり時間が足りなくて氷は作れませんでした。
冷蔵庫のものは生ものなど、すぐダメになってしまうものから食べてしまおう。≫台風、停電でそなえておきたいもの
街頭がないから夜は暗闇
どうしても出歩くならば、懐中電灯は一人1個ほしい。

ホントに真っ暗だよ!

コンビニも街灯も消えてしまったからね。
冬になればさらに暗くなるのも早くなります。
もっと早く、明るいうちに出来ることを済ませたいなと思いました。
季節で必要なものは多少変わると思いますが、経験した事を少しでも活かせたらと思います。
そして、普段から防災グッズや備蓄をそなえる習慣をつけておく必要性を改めて感じた体験でした。
すぐに備えられる防災グッズ

\ 電気があれば停電もコワくない /

我が家は周りの手助けもあり停電も幸い短かったため、事なきを得ました。
しかし、なかなか復旧しない地域本当に大変だと思います。
被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
早く普通の生活に戻れますように。